3日間断食をした。
事の始めは
モロッコに住んでいる友人とスカイプか何かで話をしていた時で
ちょうどラマダン(イスラム教徒の断食月)が始まったと言う事を教えてくれた。
以前にイギリスに住んでいた時に遊んでいた若いトルコの友人達は
ラマダン中に酒も飲み断食もしていない様子だったので
もうそのような文化風習は無いのかなと思っていたら
モロッコでは彼女も含め多くのイスラム教徒は厳しくこの行事を守っているらしい。
どうやら国家間、世代間での信仰の強さの違いがあるみたいだ
つまりトルコの友人はちょっと駄目な子達だったわけだです
(確かに外見がフーリガンにしか見えない)
でそのような会話を頭の隅に残し、日々を過ごしていたのだけれど
ある日ふと思い出し実行して見る事にした。
かのガウディは懺悔、宗教への妄信から40日間の断食を行ったらしいけど
もちろんそんな宗教的な意図や、ダイエット的な意図なんて無く
メンタル、フィジカルに良い効果を期待し何より暇だったので。
まったく暇と言うのは恐ろしいです。
実は以前に一日だけ断食をした事があったので
やり方などはその時に調べて少しは知っていた。
単純に食事を取らないだけというと簡単そうだけど
体や胃に影響があり悪く危険なのでちゃんとした方法で
行わなければならない。
(長期間は命にも関わるので専門の施設等に入るらしい)
以下感想
まずは
準備期間ってやつで食事を減らす所から始めた。
元々日に2食だったのでそれを1食に
量も2日掛けて徐々に減らしていった。
本断食1日目、以前ほどきつく無く結構余裕。
・少し食欲が沸いたけど以前の断食よりはきつくなく
水を飲んでいれば全然耐えれた。
・ちょうど真夏の最中だったのでただでさえ喉が渇き、熱中症の危険もあるので
水分だけはこまめに取る必要があった。
2日目は朝から腹が鳴って仕方なかった
・水を飲んでごまかし、寝てしまう。
寝ると食欲を忘れられるしあっという間に時間が経つのだけど
起きた後に非常に空腹感が出てくる。
・意味も無く冷蔵庫を開ける行動が増える
(多くの人はここ何か食べ物を発見し誘惑に負けるだろう)
・特に冷蔵庫にアイスが入っていたのが拷問に感じられた。
・何かしていないと腹が鳴るので三島由紀夫の金閣寺を読了。
3日目は
昨日ほどは空腹感は無い、ピークは過ぎたようだった。
・感覚が少し鋭くなる(気のせい)
・特に色々な食物や生活の匂いに敏感になる
・唾液が粘つきだし、歩くと結構な勢いでフラフラする。
・食欲は無いのだけどもカロリーとなる様な物が欲しくてたまらない。
・夜中に我慢できずに紅茶を一杯飲んでみたら動悸が激しくなり目がギンギンに冴えた。
・時間の流れが遅い。
そして4日目、5日目
この日から復食といって少しずつ食べ物を体に入れていく工程。
いきなりここでドカ食いすると胃が小さくなっている為
本気で大変な事になるため気をつけないといけないし、
数日間の断食も無駄になる。
実際、一日断食の時に復食日に食べ過ぎて胃がしばらく不安定だった。
それなので慎重にお粥を茶碗一杯と梅干を摂取。
久々に食べるお米は異常な甘さと美味しさを感じる。
噛むと言う行為を意図的に多くしたのもあるだろうけど。
誇張すれば生命とは偉大だなと感じさせるほどの味がした。
断食期間が延びるほどこの感覚は強くなりそうなので
この快感を断食の楽しみにする人もいるのではないだろうかと思う。
この時に体が熱を帯び体力になっていくのを体感的に感じることができた。
カロリーを摂取すると言う事は普段では当たり前のことで
いちいち物を食べる時に感じることはないんだけど、
新たに体力としてカロリーを摂取すると言う経験ができたのは新鮮だった。
もちろん、たった3日間なので本当の修行をしている人や健康として
断食法を用いてる人、すげーストイックな人からしたら些細な事なのだけれど
最中、以後、共に精神衛生も良くフィジカル面も良い様な気がする。
anyway
後付だけれど内的な意見としては
too muchな物で溢れ、不況と言われつつも一見恵まれて見える日本で
生産的でも無い、逆にマイナスになることをやってみる事に意義があるのかなと思った。
長い人生の中でたった数日、物を意図的に食べない事なんてあるかないかといったら
普通は無いし、本気で物理的に食に困る事なんてここ日本ではまず経験できないと思う。
思想も意図も無いから意味がない・・そうは思わない。
どんな行為も点としてで無く何かしらに繋がって行く工程になるのではないかなと思う。
てかこう長々書いて見て思ったけど
暇じゃなかったらやらないっす。多分。
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2 コメント:
若い時のシッダールダみたいなことしてるな。
そりゃキミ、後光も射すわ。
たった3日で何を書いてるんだと言う感じだけどね。
そうか今思ったけどこれは
この社会における無言のハンガーストライキだったのだ笑
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